校長あいさつ

宮城県立利府支援学校のホームページを御覧いただき,ありがとうございます。

 利府支援学校は,2つの分校をもつ知的障害のある児童生徒を対象とした特別支援学校です。本校は仙台市の北東に隣接する宮城郡利府町にあります。校舎は高台にあり,利府町の名産品である梨畑やJR東日本の新幹線総合車両センターを眼下に見ることができます。平成元年4月1日に仙台市の一部,塩竈市,多賀城市,富谷市,大和町,大郷町,大衡村,利府町,松島町,七ヶ浜町の4市5町1村を通学区域として独立開校いたしました。
 平成23年4月1日に児童生徒数の増加に伴う過密化・狭あい化への対応,交流及び共同学習の推進等を目的とした県の教育環境整備計画に基づき,大和町,富谷町(現富谷市),大衡村,仙台市泉区の一部の小学部児童を対象に,富谷町立富ケ丘小学校内に利府支援学校富谷校を開校し,さらに平成29年4月1日には,塩竈市,松島町,七ヶ浜町の小学部児童を対象に塩竈市立第二小学校内に利府支援学校塩釜校を開校いたしました。
 この春,利府支援学校には本校に小学部12名,中学部18名,高等部24名,富谷校に7名,塩釜校に2名の新入生をお迎えします。今年度は本校219名,富谷校42名,塩釜校16名,総勢277名の児童生徒が利府支援学校に在籍し,学習活動に取り組むこととなりました。
 利府支援学校は学校教育目標を本校及び分校ともに「一人一人の人格と生命を尊重し,個々の障害の状態や特性等に応じた適切な教育を行い,現在及び将来にわたって生きることに喜びをもつ人間性豊かな児童生徒を育成する」と掲げ,その実現に向け全教職員が一丸となって教育活動を進めています。児童生徒は本校・富谷校・塩釜校に分かれての教育活動が主となりますが,本校・分校それぞれの独自性を発揮しながらも,連携を十分に図りながら,一体となった教育実践に努力しております。
 利府支援学校では,例年,運動会,学校見学会,利府支援バザー,学習発表会,校外販売会等の行事を公開し,保護者の皆様はもちろん地域の皆様や関係機関の方々にも御来校いただいておりましたが,昨年度来,コロナ禍の中で多くの学校行事を延期・中止し,活動制限をしてまいりました。現在も新型コロナウイルス感染症の勢いが止まらず,県内に「緊急事態宣言」が発令されるなど不安な毎日が続いており,残念ではありますが児童生徒の命と健康を守ることを最優先に今年度も学校行事の規模を縮小・変更しながら進めていくことになりそうです。ただ,児童生徒の必要な教育活動をできるだけ確保できるよう,学校医からの御指導や,保護者,関係機関等の皆様からの御意見等を頂戴しながら,安心・安全に「今,できることから」教育活動を進めてまいります。そして昨年度1年間の経験と様々な方法等を創意工夫し,日々の「できた」を一つ一つ積み重ねながら,児童生徒一人一人の夢や希望の実現につなげていきたいと思います。
 日常に笑顔と笑い声があふれるコロナ感染症拡大以前の利府支援学校に戻るまで,保護者の皆様,地域の皆様,関係機関の皆様,そしてこのホームページを御覧の皆様,利府支援学校の教育活動につきまして,一層の御理解と温かい御支援をいただけますようよろしくお願いいたします。なお,利府支援学校では教育・保健福祉・労働等の関係機関との連携の推進を図るとともに,様々な相談,研修や情報提供等をとおして,特別支援学校のセンター的機能の発揮にも努めております。来校は難しいかもしれませんがホームページ等で御覧いただきますとともに,お電話,メール等で御相談,お問い合わせをいただければ幸いです。
                                                                         令和3年4月1日
                                                                                 校長 櫻井 史朗